自民、全国遊説に「美人すぎる市議」活用(産経新聞)

 自民党は5日、地方を含めた若手議員らによる遊説活動を全国各地で行う「JIMIN NEXT」を発表、メンバーに小泉進次郎衆院議員(28)や、「美人すぎる市議」として話題の藤川優里青森県八戸市議(29)が参加することになった。

  [フォト]凛々しいスーツ姿で闊歩する「美人すぎる市議」

 党執行部としては、夏の参院選比例候補として検討している藤川氏の知名度を上げ、票の掘り起こしを図る狙いがあるようだ。今月は三重や和歌山など9県に赴く。

 また、民主党の「政治とカネ」の問題を批判するため、今週末に党所属国会議員が全国で一斉街頭演説を行うことも決めた。

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<日本国籍喪失条項>フィリピンの子供4人「違憲」と提訴(毎日新聞)

 日本人父とフィリピン人母の間に生まれた子供4人が2日、フィリピンで出生後3カ月以内に必要な手続きをしなかったために日本国籍を失ったのは、法の下の平等を定めた憲法に反するとして、国を相手に日本国籍を持つことの確認を求めて東京地裁に提訴した。

 国籍法は、海外で生まれ外国籍も取得した場合は、出生後3カ月以内に日本大使館などに日本国籍を維持する意思表示をしなければ日本国籍を失うと定める。代理人によると、この規定の違憲性を主張する訴訟は初めて。

 訴状によると、4人はフィリピン在住の3〜19歳の男女で、両親はいずれも婚姻している。両親が国籍法の規定を知らなかったことなどが理由で期限内に手続きされなかった。「国外で生まれただけで、国内で出生した場合と差別して扱う合理的な理由はない」として、国籍法の規定は違憲と主張している。

 原告のダイチ・フェルナンド・ミサ・マルヤマ君(12)と父親の丸山峯男さん(62)が提訴後に記者会見した。丸山さんは「兄や姉は成長してから認知届を出して日本国籍を取得したのに、同時に出生届を出したダイチだけ日本国籍がないのはおかしい」と話し、ダイチ君も「兄や姉と同じ国籍やパスポートが欲しい」と訴えた。

 国籍法は、国籍を失っても20歳未満で日本に住所があれば日本国籍を取得できると定めるが、経済的理由から困難なケースが多いという。【伊藤一郎】

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参院選で信頼取り戻す=小沢氏(時事通信)

 民主党の小沢一郎幹事長は4日夜、元秘書の石川知裕衆院議員らの起訴を受け、党本部で記者団に対し「参院選に国民の支持を得て、(民主党の単独)過半数目指して最善を尽くすという自分の任務に全力で努力し、国民の信頼を取り戻すべく頑張りたい」と述べ、幹事長として夏の参院選準備に全力を挙げる考えを強調した。
 石川議員らの逮捕の際に検察との対決を宣言した自身の発言については「勝利とか敗北とかという問題ではない。ゼネコンから不正な金をもらったという報道が続いたが、そんなことは一切ない」と述べ、自らの潔白を重ねて主張した。 

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路上パソコン族「ストリートコンピューティング」を探し出せ!(産経新聞)

 【都市伝説を追う】通信機器の発達や通信環境の整備が進むにつれ、喫茶店や電車などでノートパソコン(PC)を使う人々の光景は日常のものとなっているが、最近では路上でPCを使う「ストリートコンピューティング(SC)」が広がりつつあるという。急を要してPCを路上で使うことはあるが、“ふつう”にPCを使うとは…。どうやって、そしてなぜ、彼らはそこまでして路上でPCを使うのだろうか。

 ■システム開発も路上で…

 オフィス街のあるJR東京駅周辺を歩いてみると、休憩用の手すりにPCを置いたり、道路の脇に座り込んだりして、SCを行うビジネスマンの姿が…。男性の1人に用途を聴こうと声を掛けたが「忙しいので」と断られてしまった。別の30代の男性は、「会社専用のPCでないと、やりとりできない情報があるので」と教えてくれた。

 しかしネットには、SCを行うことを目的に集まる人々がいた。

 昨年開催されたオフ会「天下一ストリートコンピューティング大会」。参加した元会社員の男性(31)によると、秋葉原の路上でSCを通じて知り合った人々の仲間が増え、新しくSCを始めたいという初心者の要望もあって開催されたという。

 秋葉原をはじめ、遊園地や皇居前、電車などあらゆる場所で、SCにいそしむ彼らの姿は「路上パソコン族」として雑誌や民放で紹介された。

 プログラミングが趣味という男性は、「常にPCを持ち歩いているので、外に出るたびにSCを行っている」。ウェブの閲覧やチャットなどの基本的な作業から、ウェブサービスの開発など本格的なものまで、あらゆる活動を自宅と同じように行っているという。「外に出ている時間も、ネットやコンピューターと切り離されることが耐え難いので」とその心境を語り、「冬場は防寒のために厚着をしたりカイロを持ったりすることが推奨です」と教えてくれた。

 ■ナゾの「小池スタイル」とは?

 民放のバラエティーで紹介され、感嘆(?)の声を集めたのが、中腰で太ももの上にPCを置いてタイピングをする「小池スタイル」だ。歩きながら小池スタイルを行う人々の姿に、「通行人の邪魔だ」「器用すぎる」などと大きな反響があった。

 このスタイルを生み出したのは、口座番号をウェブにさらして現金を振り込んでもらうプラットホーム「金くれ」の管理人で、シナリオライターの小池隆さん(23)。かつて路上で仕事を思いだし、近くにカフェなどがなかったので、「必要にかられて」あのスタイルになったという。その姿を見た知人によって命名された。

 SCについては、「仕事や趣味として文章やプログラムを書くことが多いのですが、携帯端末では機能的に不足があることが多く、フルスペックのコンピューターが必要になることが多々あります」と語る。さらに、「普段室内など決まった場所で行う作業を、室外など刺激の多い場所で行うことで、刺激を得て作業や発想を活発化させようという意図もあります」とメリットを教えてくれた。「小池スタイル」は時代の先端を行く、クリエーティブなスタイルなのかもしれない。

 ■電源確保が課題

 実際に自らやってみた。手のひらの下の部分でPCを押さえつけながら、キーボードをたたくわけだが、かなり手のひらに負担がかかる。じっとりと汗が出てきた。ひざをしっかり閉じ、つま先を内側に向けるとより安定するようだ。

 SCの最大の課題は、電源の確保である。このため、電源の使える喫茶店を特集したウェブサイトも登場している。

 喫茶店のルノアール(東京)では、都内の約90店舗すべてで電源の貸し出しを行っている。足りない場合は延長ケーブルを用意する徹底ぶりだ。同社営業部では「PCを使用されるお客さまが増え、4年ほど前から全社を挙げて協力するようにしました」という。今やSCに優しい環境が整いつつあるといえよう。

 寒風のためか、今週末の秋葉原では、SCにいそしむ人々を見ることができなかった。だが立春を過ぎ、暖かくなれば、街のあちこちで「小池スタイル」が見られるかもしれない。

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小沢氏、口も堅く(産経新聞)

 資金管理団体の政治資金規正法違反事件で渦中の小沢一郎民主党幹事長は3日、公の場に姿を見せることなく沈黙を守った。

 小沢氏は同日朝、都内の自宅をいつものワゴン車で出発すると、そのままかかりつけの日本医科大付属病院に。検査を受けたとみられる。その後、夕方まで港区元赤坂の個人事務所で過ごしたが、人の出入りはほとんどなかった。同日夕には衆院議員会館内で散髪し、港区赤坂の別の個人事務所へも移動した。

 夜は自宅近くのイタリア料理店で秘書数人と食事。午後10時前に店を出る際、報道陣が「幹事長続投か」と声をかけたが、小沢氏は無言で車に乗り込み帰宅した。

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渋谷のカジノ店を摘発 バカラ賭博の疑いで従業員ら計11人逮捕(産経新聞)

 東京都渋谷区のビルで客にバカラ賭博をさせたとして、警視庁成城署などは、賭博場開帳等図利などの現行犯で、カジノ店の在店責任者、倉持誠容疑者(45)=新宿区歌舞伎町=と28〜64歳の従業員の男女6人を逮捕した。同署によると、倉持容疑者は責任者であることは認めているが、「店で何が行われていたかは言わない」と話している。

 逮捕容疑は、2日午後10時55分ごろ、渋谷区道玄坂のビルにあるカジノ店で、32〜42歳の客の男4人=賭博の現行犯で逮捕、釈放=にバカラをさせ、手数料などの名目で金を集めたとしている。

 同署によると、同店には1日に約10人の客が訪れ、約800万円を売り上げていた。同店に店名はないが、向かいに神社があることから、客などには通称「ジンジャー」と呼ばれていた。店の内外には計8台の監視カメラが設置されていたほか、他にも同系列の店が複数あるとみられ、同署が詳しく調べている。

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<新潟水俣病>和解協議へ 患者団体決める 未認定救済で(毎日新聞)

 新潟水俣病の未認定患者救済問題で、国と原因企業の昭和電工(東京都)を相手に1人当たり約880万円の損害賠償などを求めた訴訟を新潟地裁で係争中の患者団体「新潟水俣病阿賀野患者会」(110人)は30日午前、新潟市内で集会を開き、4次訴訟原告(43人)の同意を得て、国と和解に向けた事前協議に入ることを正式に決定した。

 水俣病を巡る訴訟では、国と熊本県、原因企業チッソ(東京都)を相手に損害賠償を求めていた熊本県水俣市の患者団体「水俣病不知火(しらぬい)患者会」(2600人)が今月22日、熊本地裁の和解勧告を受け国などと協議に入っている。国は患者団体の要望があれば事前協議に応じる方針を示しており、新潟でも和解に向けた動きが本格化する見通しとなった。

 新潟県によると、昨年12月末現在で県内の認定申請者数は延べ2230人。696人が認定を受けたものの、延べ1339人が棄却処分を受けており、140人が取り下げた。新潟地裁で係争中の第3次訴訟の原告17人は和解に応じない姿勢を示している。

 昨年7月に成立した水俣病救済特別措置法では、救済対象者を3年間をめどに確定するなどとしているが、阿賀野患者会は原告に参加していない未認定患者や潜在患者が多数いるとみて、阿賀野川流域での住民健康調査の実施を国に求めている。【畠山哲郎】

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モニターに大量血痕の現場写真、被告はまばたきを繰り返し…(産経新聞)

【秋葉原17人殺傷 初公判】(7)

 《約3時間半に及んだ休廷時間。開廷予定時刻は午後3時だが、その5分前にはすでに傍聴席は埋まっていた。午後2時56分、加藤智大被告(27)が向かって左手の扉から入廷してきた》

  [図解] 秋葉原の現場見取り図と犠牲者

 《ドアが開くと軽く一礼し、午前中と同様、傍聴席近くまで進んでいったん立ち止まり、傍聴席の被害者や遺族に向けて再度一礼する加藤被告。午後2時57分、静かに弁護人の前の長いすに座った加藤被告を見届けると、村山浩昭裁判長が開廷を告げた》

 裁判長「定刻より早いようですが、始めます」

 《まず、村山裁判長が公判前手続きの要旨について説明することを告げると、村山裁判長に向かって右隣に座る女性裁判官が言葉を継いだ》

 《女性裁判官は、今回の事件捜査における証拠類が極めて多数におよび、弁護人がこれらの開示を受けて検討に長時間を必要としたことなどを述べた後、公判の争点の説明を始めた》

 裁判官「争点の1番目は、□□さん(法廷では実名)に対する殺人未遂罪における殺意の有無です」

 《これは、数多い被害者の中でただ1人、加藤被告による傷が刺し傷ではなく切り傷だった□□さんに対し、加藤被告に殺意があったのか否か、という点を争うということだ》

 裁判官「2番目は、(加藤被告を取り押さえた)巡査部長に対する公務執行妨害罪における公務性に対する被告の認識です。これ(の争点)は、巡査部長が職務をしていたことを被告が認識していたかどうか、です」

 《ここまで述べた女性裁判官は、起訴状にある殺人罪、殺人未遂罪などの各犯行の事実関係については争いがないことを説明し、さらにもう一つの争点について言及する》

 裁判官「3番目は被告の責任能力の有無および程度です」

 《検察側は、起訴前の精神鑑定などをもとに、加藤被告には完全責任能力があったとしているが、弁護側は加藤被告が犯行時に心神耗弱などの状態にあったと主張している》

 《さらに、女性裁判官は今回の証人が検察側36人、弁護側6人の計42人になること、8月4日までに22回の公判期日が指定されていることなどを説明し、公判前整理手続きの結果の説明を終えた》

 裁判長「それでは、証拠調べに入っていきたいと思います。本日は甲号証の調べを行っていきたいと思います。では、検察官お願いします」

 《村山裁判長に促された検察官が立ち上がり、リモコンで法廷の左右に取り付けられた大型モニターの電源を入れた》

 《映し出されたモニターには「要旨の告知」と記されている》

 検察官「甲114号証は捜査報告書です。これは現場の状況をまとめたもので、(犯行当日の)6月8日に行われた実況見分の結果です」

 《モニターには、犯行現場となった秋葉原の地図が映し出された》

 検察官「この画面の上が北となっており、下の部分がJR秋葉原駅です」

 《地図の位置関係について説明する検察官。中心現場となった「外神田3丁目交差点」を現場交差点と呼ぶことなどを告げた後、現場交差点を中心にさまざまな角度から撮影した写真を次々にモニターに映しだしていく。中には、加藤被告が乗っていたレンタカーのトラックが写ったものもある》

 検察官「ここからは、それぞれの被害者が倒れていた状況を、写真を示しながら説明していきます」

 《映し出されたのは、加藤被告が運転するトラックにはねられた元歯科医の中村勝彦さん=当時(74)=が倒れていた現場の写真だった。生々しい血痕が写った写真を、加藤被告は無表情のままじっと見つめている》

 検察官「次にAさんの倒れていた場所です。事件当時の現場の写真です」

 《Aさんも、加藤被告のトラックにはねられた被害者だ。モニターには、Aさんのものと思われる大量の血痕の映像が映し出された》

 《加藤被告は緊張しているのか、モニターを見上げながら何度もまばたきを繰り返している》

 検察官「続いて、川口隆裕さん=当時(19)=が倒れていた場所です。大量の血痕のようなものが確認できます」

 《川口さんも、トラックにはねられた被害者だ》

 検察官「次は、Eさんが倒れていた場所の確認です。現場の中央通りの交差点から、少し東に進んだ付近です」

 「これは、Fさんが倒れていた現場です。Eさんが倒れていた場所より、少し交差点に近いところです。ここでも、血痕のようなものが確認できます」

 《2人は、交差点の東側で倒れていた。加藤被告がトラックから降りた直後、最初にダガーナイフで刺され、死亡した被害者だ》

 「次は、△△さん(法廷では実名)です。△△さんは、交差点の内側付近で倒れていました。近くにはアメの袋が落ち、やはり大量の血痕が確認できました」

 《△△さんは、加藤被告のトラックにはねられた人を助けている最中に、背中を刺された被害者だ。一命を取り留めたが、現在も後遺症に苦しんでいる》

 検察官「続いてGさんが倒れていた場所です。交差点の内側の南東付近です」

 「Hさんの倒れていた場所に移ります。現場近くを写した写真はこれです」

 《凄惨(せいさん)な写真が、大きなモニターに次々に映し出される。加藤被告は相変わらず無表情のままだが、緊張しているのか、時折大きくのどを動かしてつばを飲み込むようなしぐさをしている》

 検察官「続いて、Iさんが倒れていた現場です。中央通りを南に進み、西側に入った路地です」

 《現場の写真が映し出された。路地には多くの通行人も写っており、当日、多くの人々が秋葉原を訪れていたことが伝わってくる》

 《その後も、詳細な犯行現場の確認作業が続けられた。傍聴席に座る遺族の中には、凄惨な写真に目をそらす人もいた》

 =(8)に続く

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